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原発作業員と

どうも、石井です。

今日はまじめです。

福島原発の作業員TさんとSkypeでお話しする機会があったので、そのことについて書きます。

まずは、簡単に経緯を。
私が明治大学で受講している講座で、ジャーナリストの綿井健陽さんの撮影した、福島原発作業員のTさんのインタヴューを見る機会がありました。
講座後にアンサーシートというものを提出するのですが、インタヴューを放映した回のアンサーシートをTさんご自身も読まれたらしく、東京の学生と話したいというTさんの希望があって今回のSkypeでの対談が実現したわけです。

定員は30名とのことですが当日集まったのは私を入れて4名の学生。少ない人数。内容の濃い話ができました。

Skypeの通信が繋がると、そこには防護服とガスマスクに身を包んだTさんがいました。その状態でTさんの自己紹介、苦しそうに話します。
自己紹介を終えると、すぐさまガスマスクを、普通の防塵マスクに付け替えました。実際、かなり苦しいそうです。Tさんはベテランの作業員だけに、素人はさらにきついだろうとのことでした。

そして、各生徒が質問をしていく形式で対談は進みました。

チェルノブイリでは軍民一体となって作業に当たった事実を述べられたうえで、自衛隊をはじめとした公務員のいない現状に憤りを感じていること。、公務員は殉職しても国の保障や二階級特進があるがTさんら民間人にはそれがないこと、屈強な肉体を持つ自衛隊員の必要性などもお話してくれました。

東電の責任を問う人が多い一方、原発をアメリカ仕様(津波が来たら水没するディーゼルエンジン・地震を考慮していない設計など)のまま建設したゼネラル・エレクトリックにも責任があるはずということ。しかし、何がどう原子炉に被害をもたらしたかは、現状では調査しようがないとのことです。

労働環境については、宿泊施設は体育館からホテルになりかなり良くなったとのことですが、現場はまだまだ過酷とのことです。施設内ではガスマスクに30kg近いガスボンベを背負っていくそうです。この季節になると大変暑く、休憩時間にゴム手を脱ぐとその中には汗が溜まっているそうです。休憩の毎にポカリを1ℓ飲み干すとか。
だからこそ、この過酷な状況でも抜群の運動量と、ロープでの降下などの特殊技能が必要ということも強調されていました。
現役を引退した方々が原発作業に加勢する計画についても、そういった環境の問題から、後方支援や技術支援をメインにすべきだとおっしゃっていました。前線で戦えるのは若手だけだそうです。

また、近くの建設業者から電話一本で呼ばれて、作業に当たる素人が多いということ。そういった方々の放射線や原発に関する知識がなく、ヒューマンエラーを起こさぬためにも教育が必要だということ。

以上のように、沢山のことをお聞きすることができました。
ここに書いたことでは、伝え切れていません、伝えきれません。


Tさんは、3.11以前は、超原発推進派だったそうです。海外の原発建設にも参加し、世界中で原発が稼働する夢を描いていたそうです。Tさんは大熊町に住まわれていたのですが、原発の恩恵も沢山あったそうです。
しかし、3.11以後、故郷が汚染され、脱原発が現実的だと思うようになったそうです。無論、感情的なものもあるそうです。
Tさんは、10年でも20年でも原発で廃炉に向けた作業を続けていくつもりだとおっしゃっていました。
そして、もし廃炉にこぎつけたとして、それが実現されるのは数十年後となります。その時間の流れの中で、この事故の記憶が消さないでほしい、そうおっしゃっていました。

私の母は福島出身、親戚は今も福島です。私は、福島が大好きで、福島の人々を愛しています。でも、何もできない、そう思っていました。でも、そんなことはありません。

絶対、このことは忘れません。

本当に貴重な経験でした。

かつてない事故、汚染、私たちは真剣に考えていかねばなりません。
なかなか伝え切れておらずまとまりませんが、読んでくださってありがとうございました。

では、また。
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かんそー

本当に貴重な体験だね。参加できなくて残念に思ってます。是非次回会った時詳しく聞かせてね^^

感想

当日はお疲れ様でした。
現地の声を少しでも伝えられて幸いです。
従事者にもいろんな意見があるので他のメディアに出ている人の意見と比べ、その背景を考察してみるのも面白いかもしれません。
なかなか内機会でしたのでこちらも貴重な経験でした。

本物の証・女性の参加者一人。 最後は電話で。 先生とT さんは前日TBSの作業員特集を見た。

No title

Tさん、コメントありがとうございます!
はい、様々な意見を調べて、比較して吸収して、発信していければ思います!

Tさんからお聞きした話、大切に伝えていきたいと思います!
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